処女はお姉さまに恋してる

雑記のほうではこれをネタバレ無しの最終感想としていったん切ろうと思います、ネタバレは本館にこっそりと上げられるかな？
話も面白いし萌えるしクリア後も再プレイするくらいハマリました。
個人的にはおとボクは今年度のギャルゲー、エロゲーの中では十分上位争いが可能な作品だと思っています。


最初に言える事は作品としての出来が非常に丁寧。システム面も非常に使いやすく演出面もかなりがんばっている所は高評価できます。
サウンド面も雰囲気に合った曲と挿入歌の使い方の巧さを演出面と合わせて良いと言えます。
シナリオは基本的にはご都合主義のラブコメ。百合要素はあくまでもオマケ程度ですが妄想力次第では十分百合の世界に浸れるかと思います。
プレイ時間はスキップ抜きで大体８〜１０時間くらいとやや長めですが
雰囲気が良く一ヶ月を一話として区切ることでたるむことなく話に没頭できましたし、まったく気にならなかったです。


気になった点は重複ルートがかなり多いという点とＣＧがやや足りなく感じた点か。
あとはセーブ可能な数が４０個という点。これはいい場面が多かった分４０個では足りなかったという意味で気になるというところか。
これらの欠点も面白さと差し引いたら些細なことだったので満足度は極めて高い。


総合評価：９０点（１００点満点中）
推奨度で言うならば８０点台中盤クラスであるが、作品の完成度だけを取るならば９５点くらいはつけられる。
ラブコメ目当てならまず損は無いはず。ただ物語の設定上若干クセが強い作品なので体験版をやって判断することを強く勧めます。
本編の内容が体験版の雰囲気から大きくそれる内容ではないので判断をつけることが出来ると思います。


お気に入り順位
紫苑≧瑞穂≧貴子≧奏＞一子＞まりや＞由佳里
主人公とメインヒロインのみで書きましたが美智子さんや圭さんもお気に入りです。
嫌いなキャラがいなかった作品というのもとても珍しい。